○ 6月の黒川清流公園

  ヤブミョウガ(藪茗荷)&その群生
  1週間ほど前に咲き始めましたが本格的に咲き始め、群生地でもたくさん花をつけています。

  

  


  チダケサシ(乳茸刺)
  わきみず池奥の湿地(柵の中)に毎年数株出てきます。今年も最初の花が咲き始め、これから見頃を
 迎えます。細長い花穂に薄いピンク色の小花を沢山付けます。名前の由来は、山で乳茸というキノコを
 採ったときにこの植物の茎にさして持ち帰ったことから。
 東京都レッドリストで南多摩地域の準絶滅危惧に指定されています。

  

  


  ヤマトタマムシ(大和玉虫)

  


  サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰蝶)
  樹液に来る代表的な蝶の1種で、成虫は5-9月に発生します。幼虫の食草はササ・タケ類なので雑木林
 をはじめ人家近くなどいろいろな環境に見られます。

  


  カルガモ5羽
  今年はヒナを連れたカルガモを見ることができず、繁殖期に入ってからカルガモの数が少ないですが、
 この日は大池で久しぶりに5羽のカルガモが一緒にいました。

  


  アストロメリアの1種
  園芸植物です。お花屋さんで売っているアストロメリアは色も色々ありもっときれいですが、ここに
 咲いているのはやや地味に感じるので原種に近い品種なのかもしれません。

  


  ヤブミョウガ(藪茗荷)
  葉はミョウガ(ショウガ科)に似ていますが、ヤブミョウガはツユクサ科で花は全く違います。6月か
 ら7月頃に花の最盛期を迎え、群生地では一面に白い花が咲きとてもきれいです。まだ咲き始めたばかり
 でこれからが見頃です。

  


  ノカンゾウ(野甘草)
  わきみず池奥の湿地(柵の中)に今年沢山出てきました。ヤブカンゾウが八重咲なのに対しノカンゾウ
 は一重で清楚な感じがします。花は咲くと1日で終わってしまいます。

  


  猫2匹
  この2匹は比較的新顔で、2匹とも耳がさくらカット(耳の先端がV字に切られて桜の花びらのような形に
 なっている;避妊・去勢手術をした目印)です。黒川清流公園の自然と上手に共存してほしいものです。

  


  カキラン(柿蘭)
  山野の日当たりのよい湿地に生育し、黒川清流公園ではわきみず池周辺(保全地域の柵の中)に1か所、
 30株ほどがまとまって生育している場所があります。柿色の花からこの名があり、6月頃に黄褐色の花を一
 つの茎に5〜10個ほど咲かせます。黒川清流公園のカキランは他の地域のものに比べると大型で高さが50cm
 以上にもなり、花の最盛期には園芸植物かと思うほど派手に見えます。東京都のレッドデータブックで絶
 滅危惧TB類とされています。

  

  


  オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)

  


  ハエドクソウ(蠅毒草)
  


  オオシオカラトンボ(大塩辛トンボ)
  


  ヒガシニホントカゲ(東日本トカゲ)
  


  ムラサキシキブ(紫式部)
  ムラサキシキブと言えば紫色の実の方が印象的ですが、花もなかなかきれいです。6月頃、地味にあちこ
 ちで咲いていますので、探してみてください。

  


  クマノミズキ(熊野水木)
  ミズキにそっくりですが、花が約1か月遅い(ミズキは5月、クマノミズキは6月)ことと、葉のつき方
 がミズキは互生(左右互い違いに出る)なのに対しクマノミズキは対生(左右対になって出る)という違い
 があります。ひょうたん池付近に名札を付けた木があり低いところに枝が出ているので観察しやすいですよ。

  


  


  


  


  


  ラミーカミキリ
  明治時代にラミー(苧麻)について日本に入ってきたと言われています。幼虫、成虫とも、ラミー、カ
 ラムシなどの植物を食べます。
 写真の小さい方がオス(体長10mmぐらい)、大きい方がメス(体長15mmぐらい)です。

  


  ミズイロオナガシジミ
  幼虫の食草はクヌギやコナラなので、雑木林で良く見られる蝶です。昼間はあまり活動せず夕方になると
  活発に活動します。