日野市では、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメの3種類のツバメを見ることができます。
ヒメアマツバメは、ツバメではなくアマツバメの仲間ですが、
姿がツバメと似ているのでご紹介します。

ツバメ House(Barn) Swallow
夏鳥として北海道から九州の種子島ぐらいまでの地域にやって来る、日本では最も普通に見られるツバメの仲間です。町の中や周辺の農耕地、河川敷などにすみ、人家や店など人間が造った建造物に巣を作ります。巣は、おわん型をしています。

電線に留まっているツバメ
風のせいで羽毛がバラバラになっています
左がオス、右がメス
新潟県上越市 (撮影:神山和夫)


おわん型の巣
長野県白馬町 (撮影:斉藤悦子)

撮影:

のどが赤く、尾羽が長い

オスのほうが尾羽が長い

イワツバメ Asian House Martin
夏鳥として、北海道から九州にかけてやって来るツバメの仲間です。本来は岩場に巣を作るために「岩ツバメ」という名前があります。腰が白く、ツバメよりも一回り体が小さくて尾も短いのが特徴です。平地から山地にまで見られ、海岸や山地の岩場、町の中の建造物などに巣を作ります。巣は深いどんぶり型で、上部は壁にくっついていることが多く、小さな入り口から出入りします。

八王子市 浅川・大和田橋 (撮影:清水盛通)

どんぶり型の巣
八王子市 浅川・大和田橋 (撮影:清水盛通)

腰が白く、尾が短い

コシアカツバメ Red-rumped Swallow
夏鳥として、北海道から九州にかけてやって来るツバメの仲間です。名前のとおり、腰の部分が赤いのが特徴です。ツバメよりも少しだけ体が大きいです。ツバメに比べると全国的に数が少なく、日野市では高幡台団地だけで巣を作っているのが見つかっています。

腰が赤い

ヒメアマツバメ House Swift
おもに本州の関東地方より西から四国、九州にかけてすんでいるアマツバメの仲間です。のどと腰が白く、ツバメよりも一回り体が小さくて尾が凹型なのが特徴です。平野部の町の中や低山の開けた場所にすみ、人間が造った建造物に巣を作ります。巣は唾液で羽毛を固めて作りますが、イワツバメやコシアカツバメの巣の内側を羽毛で覆って作ることもあり、その場合は巣の入り口から産もうがはみ出しているのでヒメアマツバメと分かります。
日野市ではかなり数は少ないのですが、浅川や多摩川の上空で一年中見られます。

腰が白く、尾に切れ込みはない

千代田区 撮影:小川吾郎

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ツバメと地図のイラスト:東郷なりさ